10日目

ロシア号へ！

モスクワ時間01:45、イルクーツク時間06:45発のロシア号に乗るため、早起き！外を見るとまだバスも走っていないので、仕方なくタクシーをフロントでよんでもらって駅へ。高くついたけど、まぁ早く着いたので安心か〜。駅の電光掲示板でチェックすると、まだプラットフォームの番号も出ておらず、横に50という数字が。

まさか？と思って駅のお兄さんに聞いても、ロシア語でしか話してくれません。あー遅れてるんかな？となんとなく理解し、何かあればきっと声かけてくれるだろうと、私はここに座るよ？と合図をして、ベンチで待つ。すると、さっきのお兄さんが、携帯を見せてきました…。英語で調べてくれたんですね♡やはり、50分遅れ、とのこと。ふむふむ。優しいわぁ〜

駅でwifiがあったので、飽きずに待って、そろそろかな？と思って周りをみるとお兄さんがいない！時刻表を見るとプラットフォーム番号が出ていたので、慌てておじいさんに切符を見せると、階段を降りて、行け、(理解したのはニュアンスだけですが)とのこと。行ってみると、もう来てましたよ！あーよかった。無事に乗りこみました。席が分からず、ウロウロしてると、お前分からんのかよ！てな勢いで、車掌さんがベッドを指さす。しょうがないじゃん…キリル文字(切符は全てキリル文字です)難しいもん。

一番安い席(日本の旅行会社では売ってないらしい)にしたので、コンパートメントではなく、解放されているベッドとテーブル。かえってこっちの方がいいかも。北京発は旅友に恵まれたけど、臭い人とか、変な人と一緒に個室なのは嫌だしな。ただ、外国人観光客はほとんどクーペという4人用コンパートメントにいるらしい。とても静か。途中で少しおばあさんが前に座ってたけど、ほぼ1人でテーブルも占領でき、湯沸かし器も近いし、まずまず。

途中でみんなが降りたとこでちょっとおやつを買ってみたけど、まずくて食べられず。乗り遅れないように、同じ車両の人が声かけてくれました。

しっかり車内食をイルクーツクのスーパーで用意してきたので、なかなか良いご飯を食べられました♫ただ、コンパートメントのある車両にはなぜか行かせてもらえなさそう？(移動しようとすると、ロシア語で注意された)運動不足にならないように、トレーニングしなきゃな〜

中国車両との違いは、トイレや車内が綺麗(車掌さんがせっせとお掃除をしてくれます)。トイレットペーパーがある(これはかなり有難い)。洗面所(トイレ以外に)がない。毛布、布団、シーツの質がいい、清潔そう。この車両にはほぼ観光客がいない。こんなもんかな？中国人車掌さんのほうがまだ英語で少し対応してくれたのにな〜。ロシア人はほんとに英語が苦手のよう。

車内ではロシア語を勉強したり、本を読んだり、ご飯を食べたり、眠ったり、不自由なく過ごせます。

どのあたりからモスクワ時間に体内時計が合わせられるか分かりませんが、そろそろ夜なはず(遅くまで太陽が出ていて分かりにくい)。寝ようかと思っていると、前のベッドに車掌さんが布団しいて寝始めた！安全面では安心やけどさー…ここに寝るのね。なんか、ファンキーなパジャマに着替えて、威厳もないし。ただ、香水で良い匂いにしてくれてるのだけはありがたいな◎キレイ好きなロシア人。

イランスカヤでは、20分ほど停車し、それに合わせて物売りのおばさんが来ます。もう歯磨きをして、寝る用意してたのに、アイスがあるではないか！少し高めだけど、歩きながら美味しくいただきました。『歩き方』では車両の写真を取ると怒られるかも〜と書いてあるけど、最近はかなり甘いみたい。ビデオ片手に歩いている人に対しても何もおとがめなし。安心して、写真を撮れます。

さて、気を取り直して、おやすみ〜