23日目
貧乏旅だからこそ…
サンクトペテルブルクの観光地としても代表的な、プーシキン(チャールスコエセローやエカテリーナ宮殿があるところ)に行こうかと考えていたのですが、今日は日曜日。絶対混んでて、自力で行ってもツアー客優先らしいので、しんどいやろうな〜ってのと、お金がない(自分へのサンクトペテルブルクのお小遣いがね…)のとで、市内散策に決定!そして、だらーっと自分がしたいことをする!
ということで、ゆっくり起き出し、わびしい朝食を食べ、11時に出発(たぶん、これが普通のロシア人の動きだし方)。
まず入ったのは、気になっていたドムクニーギという本屋さん。外観もかっこいい…そして、かわいい絵葉書やお土産を購入。安かった(みんな、安物でごめんね)♥︎
さぁ、これからはじめるのは、ドストエフスキー『罪と罰』作品の舞台散歩〜(※『歩き方』にも載ってます^^;興味ないひとにはつまらないね…)
- 作者: ドストエフスキー,工藤精一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/06/09
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 197回
- この商品を含むブログ (201件) を見る
- 作者: ドストエフスキー,工藤精一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/06/09
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (112件) を見る
このグリボエードフ運河、ほとんどの観光客はホテルでもない限り歩かず、クルーズしております。
主人公のラスコーリニコフが家賃の滞納で出頭、さらに自首をした警察署。
コクーシキン(k)橋。ここをドストエフスキーも歩いたのね…
合間にある、銀行の橋。キラキラ〜
膝の横丁はよくわからなかった…ただ、この辺はうらびれた臭いと雰囲気。
センナヤ広場は栄えてるけど、なんだかごちゃごちゃ。洗練されたペテルブルクとは少し違う雰囲気。貧しさの象徴として描かれていた場所です…
ラスコーリニコフのアパート!ここから物語が始まる。ドストエフスキーさんもいらっしゃいます。
ふぅ。お腹が空いたので、昼食。貧乏な私はドキドキしつつ、わりと評判のいいシュトーレというお店へ。パイが有名なお店らしい。
セルフ式だから、お財布の中身を考えつつ、これだけ食べれました!90ルーブル♫
さて、再開しましょうね。橋を渡り、ラスコーリニコフが尋問を受ける警察署。売りに出されてたよ〜
あとは…高利貸しのお婆さんが住んでいたアパート。
最後に小説にも登場する、ユスポフスキー公園。みんな大胆な格好で、太陽を浴びています。
水辺で一休み。みんな思い思いに休日を楽しんでいます。素敵だな〜。
他にもあるみたいやけど、見つけられなかった&飽きてきたので、ただの町歩き。
マリーンスキー劇場。ボリショイほどの豪華さはないけど、綺麗ですね。
協会。水色がめっちゃかわいい〜
みんなお散歩をたのしみます。こんなふうにゆっくり生活したいよな〜
そして、目指すはネヴァ川の向こう…
この宮殿橋、夜中に跳ね上がるらしい。夜景が綺麗らしいけど、そんな遅くまで起きていられないし。ここで、アイスを食べつつ橋を渡ると、ヴァシリエフスキー島。
そして、岬のストリェールカ。地元の人も集う場所を通り…お次は証券取引所橋を渡り、ペトログラード側へ。博物館や公園、動物園があるらしいけど、そちらへは行かず、ペトロパブロフスク要塞のあるうさぎ島へ。
賑やかなことしてるな〜と思ったら、なぜかゲルとモンゴリアン。不思議。
要塞(サンクトペテルブルク発祥の地)のある島に…アンバランス。そして、要塞の外はビーチ。自由だな。
ネヴァ川沿いをぐるりと歩き、要塞に入り…中にあるのがペトロパブロフスク聖堂。
要塞を出て、砲兵博物館などを眺めながら、うさぎ島を出ます。街中に戻るために、今度はトロイツキー橋(エッフェル塔造ったエッフェルさんが設計したらしい)を渡ります。みんな芝生があれば、ビキニや下着でごろごろしたり、呑んだり、本を読んだり、思い思いに過ごしてます。つかの間の太陽を一身に浴びようと必死の様子。
私はこの橋から眺める景色が気に入りました。日が傾いて逆光ですが…
橋を渡り終わると、マルスの原。中にはロシアのどこにでもある永遠の火が。なんだかしょぼいが…
ここから、ネフスキー通りに戻り、最後のお買い物をして帰ります。
そのお買い物場所は…エリセエフスキーという高級食品店。ここではカードが使えるので、ちょっとリッチにお買い物。
そして、休憩がてらケーキとお茶でもしようとおもったら、キャビアとあるではないか!クレープにキャビア、サワークリーム、玉子…これにしよ!と注文して、きたものは…
イクラだったというオチ。いやさ、ロシア語でイクラは魚卵って知ってるよ?でも、英語でもキャビアはイクラなのか?違うだろ!調べたら、イクラはサーモンキャビア…なるほどね。罠だ!まぁ、美味しかったからいーんだけどね。ここのレモネードがうまかった!しかも、この見た目にしてはなかなかお手頃。ゆっくり夕方のひと時を過ごし、ホステルへ。
帰り道、シャワルマと食品店に寄り、残りのルーブルで足りればシャワルマ買おうかと思ったけど、足りなかったので、代わりにビールにした。
最後の夜はやっぱりバルチカ(ロシアのビール)とエリセエフスキーで買ったサーモンの燻製、食品店で買ったピスタチオ。
5/2入国〜5/19明日までの18日間のロシア旅。印象…意外と人も気温もあったかい。自由旅できるやん。ソチオリンピックとかのおかげか、旅行しやすい。そんなに危険度感じず(モスクワは若干…)。また来たい。
ロシア内で、たくさん行きたいとこが見つかったので、またいつか来ます。今度は優雅な金持ち旅ができるよう、頑張って働こう。いや、ツアーとか参加したことないから、耐えられるか微妙だけど、絶対また来る!楽しみ♫
そして、明日はいよいよ北欧〜。日程の関係で、それぞれ1〜2日の滞在なのは残念だけど、ゆっくりたのしみます(≧∇≦)
ビール呑みつつ、洗濯機が空くの待ってるんやけど、めっちゃ遅いわ!まぁ夜は長い…まだ明るいサンクトペテルブルク23:30